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時間表現

第4部 ・ 第33章

タイ語の時刻の言い方は、日本語話者がいちばん驚く分野です。「午後2時」は〔午後 2 ゴーン〕、「午後8時」は〔2 太鼓〕。数字が合わないのです。しかしこれは1日を4つに割って数え直しているだけで、仕組みが分かれば一気に読めるようになります。

この章のゴール:タイ式の6時間制で時刻を言い、聞き取れる。曜日・月・日付・年(仏暦)を言える。期間と頻度を正しい語順で表現でき、アポイントと納期の交渉ができる。

33-1時刻 ── タイ語は1日を4つに割る

日本語は1日を「午前・午後」の2つに割って12時間ずつ数えます。タイ語の日常表現は1日を4つに割り、6時間ずつ数えます。しかも4つの区分それぞれに、別の「時」の語を使います。

区分時間帯「時」の語発音由来
深夜〜明け方1〜5時ตีtii「打つ」(夜警の拍子木)
朝〜昼前6〜11時โมงmoong銅鑼(どら)の音
昼過ぎ〜夕方13〜18時โมงmoong同上(前後に語が付く)
夜19〜23時ทุ่มthûm太鼓の音

そして正午と真夜中には専用の語があります。เที่ยงthîang(正午)と เที่ยงคืนthîang-khɯɯn(真夜中)です。

ตี→โมงเช้า→เที่ยง→บ่าย…โมง→…โมงเย็น→…ทุ่ม
1〜5時6〜11時12時13〜16時16〜18時19〜23時

1日を6時間ずつ4区分。区分が変わるたびに数字が1に戻る。

24時間まるごとの一覧

次の表が、この章でいちばん大切なページです。声に出して1周してください。

時刻タイ語発音直訳と注
1:00ตีหนึ่งtii nɯ̀ng〔打つ 1〕
2:00ตีสองtii sɔ̌ɔng〔打つ 2〕
3:00ตีสามtii sǎam
4:00ตีสี่tii sìi
5:00ตีห้าtii hâaここまで数が後ろ
6:00หกโมงเช้าhòk moong cháao〔6 ゴーン 朝〕
7:00เจ็ดโมงเช้าjèt moong cháao
8:00แปดโมงเช้าpɛ̀ɛt moong cháao
9:00เก้าโมงเช้าkâao moong cháao
10:00สิบโมงเช้าsìp moong cháao
11:00สิบเอ็ดโมงเช้าsìp-èt moong cháao
12:00เที่ยงthîang数を言わない
13:00บ่ายโมงbàai moong数を言わない
時刻タイ語発音直訳と注
14:00บ่ายสองโมงbàai sɔ̌ɔng moong〔午後 2 ゴーン〕
15:00บ่ายสามโมงbàai sǎam moong
16:00สี่โมงเย็นsìi moong yenบ่ายสี่โมง とも
17:00ห้าโมงเย็นhâa moong yen〔5 ゴーン 夕〕
18:00หกโมงเย็นhòk moong yen
19:00หนึ่งทุ่มnɯ̀ng thûm〔1 太鼓〕数が前
20:00สองทุ่มsɔ̌ɔng thûm
21:00สามทุ่มsǎam thûm
22:00สี่ทุ่มsìi thûm
23:00ห้าทุ่มhâa thûm
24:00เที่ยงคืนthîang khɯɯn〔正午 夜〕=真夜中

時刻の3つの急所

ทุ่มthûm は数の後ろに来ます。

勢です。

tɔɔn-níiตอนนี้トーンニー
kìiกี่キー
moongโมงモーン
lɛ́ɛoแล้วレーオ
khrápครับクラップ
今、何時ですか。〔今 いくつ ゴーン もう〕
bàaiบ่ายバーイ
sɔ̌ɔngสองソーン
moongโมงモーン
khrápครับクラップ
午後2時です。
phǒmผม
tɯ̀ ɯnตื่น
tiiตี
hâaห้า
thúkทุก
wanวัน
私は毎日午前5時に起きます。
=起きる。時刻には前置詞が要りません。
bàaiบ่าย
nɯ̀ ngหนึ่ง
moongโมง
✗午後1時。
13時に「1」は入れません。正しくは 。

33-2分・半・「ちょうど」、そして24時間制

分は นาทีnaa-thii、30分は ครึ่งkhrɯ̂ ng(半分)。語順は時刻 → 数 → นาที で、日本語と同じです。「ちょうど」は ตรงtrong(เก้าโมงตรง 9時ちょうど)を末尾に足します。

pɛ̀ɛtแปด
moongโมง
khrɯ̂ ngครึ่ง
8時半(午前)。
bàaiบ่าย
sǎamสาม
moongโมง
kwàaกว่า
3時過ぎ。
を足すと「〜過ぎ」。第35章の比較の と同じ語です。

24時間制 ── นาฬิกา

公式文書・放送・時刻表・軍隊では、24時間制を使います。このときの「時」は นาฬิกาnaa-lí-kaa です。6時間制のような区分はなく、数字をそのまま読むだけなので、実は外国人にはこちらのほうが簡単です。

sìpสิบ
sǎamสาม
naa-lí-kaaนาฬิกา
sǎamสาม
sìpสิบ
naa-thiiนาที
13時30分。
アナウンスや契約書で使う形。会話ではまず使いません。

⚠ ทุ่ม の数え方に注意

ทุ่มthûm は19時を1として数えます。つまり 数+18=24時間制の時刻。สามทุ่มsǎam thûm は「3時」ではなく21時で

す。日本人が誤解しやすいのがここで、「サームトゥムに会いましょう」を午前3時だと思って予定を落とす事故が実際に起きます。夜の時刻は必ず復唱してください。

33-3曜日・月・日付・年

曜日

曜日はすべて วันwan(日)で始まります。日本語の「〜曜日」に当たる部分が前に来るわけです。

曜日タイ語発音略記色
日วันอาทิตย์wan aa-thítอา.赤 แดง
月วันจันทร์wan janจ.黄 เหลือง
火วันอังคารwan ang-khaanอ.桃 ชมพู
水วันพุธwan phútพ.緑 เขียว
木วันพฤหัสบดีwan phá-rɯ́-hàt-sà-bɔɔ-diiพฤ.橙 ส้ม
金วันศุกร์wan sùkศ.水色 ฟ้า
土วันเสาร์wan sǎoส.紫 ม่วง

木曜だけ異様に長いのですが、会話では วันพฤหัสwan phá-rɯ́ -hàt と短く言うのがふつうです。

wanวัน
níiนี้
wanวัน
à-raiอะไร
khrápครับ
今日は何曜日ですか。〔日 この 日 何〕

月 ── 語尾で日数が分かる

タイ語の月名は長く見えますが、語尾を見れば日数が分かるという便利な仕組みがあります。

月名の語尾の法則

月タイ語発音略記日数
1มกราคมmók-kà-raa-khomม.ค.31
2กุมภาพันธ์kum-phaa-phanก.พ.28/29
3มีนาคมmii-naa-khomมี.ค.31
4เมษายนmee-sǎa-yonเม.ย.30
5พฤษภาคมphrɯ́t-sà-phaa-khomพ.ค.31
6มิถุนายนmí-thù-naa-yonมิ.ย.30
7กรกฎาคมkà-rá-kà-daa-khomก.ค.31
8สิงหาคมsǐng-hǎa-khomส.ค.31
9กันยายนkan-yaa-yonก.ย.30
10ตุลาคมtù-laa-khomต.ค.31
11พฤศจิกายนphrɯ́t-sà-jì-kaa-yonพ.ย.30
12ธันวาคมthan-waa-khomธ.ค.31

略記は書きことばで多用されます。カレンダー、名刺、契約書、レシートはほぼ略記です。読めれば十分で、フルネームを全部暗記する必要はありません。

日付と年

日付は วันที่wan-thîi(〜日)+数字+月+年の順。日 → 月 → 年と、小さい単位から並びます。日本語とは逆なので注意してください。

วันที่+数+เดือน+พ.ศ. / ค.ศ.
〜日日月名年

「2026年7月31日」→〔日 31 7月 年2569〕。日本語と順序が正反対。

wan-thîiวันที่
sǎamสาม
sìpสิบ
ètเอ็ด
kà-rá-kà-daa-khomกรกฎาคม
7月31日。
wanวัน
kə̀ətเกิด
phǒmผม
khɯɯคือ
wan-thîiวันที่
hâaห้า
mee-sǎa-yonเมษายน
khrápครับ
私の誕生日は4月5日です。

年は2種類あります。タイ国内の公式表記は仏暦พ.ศ.phɔɔ-sɔ̌ɔ (ポーソー)(พุทธศักราชphút-thá-sàk-kà-ràat )で、西暦

ค.ศ. khɔɔ-sɔ̌ɔ (コーソー) に543を足した数です。

phɔɔ-sɔ̌ɔพศ
sɔ̌ɔngสอง
phanพัน
hâaห้า
rɔ́ɔiร้อย
hòkหก
sìpสิบ
kâaoเก้า
仏暦2569年(=西暦2026年)。
2026 + 543 = 2569。逆に仏暦から543を引けば西暦になります。

33-4期間を言う ── 単位と「前・後・今」

期間の単位は次の7つです。数量表現は第32章で学んだとおり数 → 単位の順。日本語と同じなので迷いません。

単位発音意味例発音
นาทีnaa-thii分ห้านาทีhâa naa-thii
ชั่วโมงchûa-moong時間สองชั่วโมงsɔ̌ɔng chûa-moong
วันwan日สามวันsǎam wan
สัปดาห์sàp-daa週(書)สองสัปดาห์sɔ̌ɔng sàp-daa
อาทิตย์aa-thít週(話)สองอาทิตย์sɔ̌ɔng aa-thít
เดือนdɯanか月หกเดือนhòk dɯan
ปีpii年ห้าปีhâa pii

単位の前後に付く語で、「先週・来週・今週」といった位置づけを表します。すべて単位の後ろに置きます。

後置語発音意味例発音
…ที่แล้วthîi lɛ́ɛo先〜・前の〜เดือนที่แล้วdɯan thîi lɛ́ɛo
…หน้าnâa来〜・次の〜ปีหน้าpii nâa
…นี้níi今〜・この〜อาทิตย์นี้aa-thít níi
ทุก…thúk毎〜(前置)ทุกเดือนthúk dɯan
…ละ…lá〜につきวันละสองครั้งwan lá sɔ̌ɔng khráng
phǒmผม
tham-ngaanทำงาน
thîiที่
nîiนี่
hâaห้า
piiปี
lɛ́ɛoแล้ว
私はここで5年間働いています。

「〜前」と「〜後」を、今から数えて言うときは別の語を使います。過去は …ก่อนkɔ̀ɔn、未来は อีก… ìik (イーク)です。

sǎamสาม
wanวัน
kɔ̀ɔnก่อน
phǒmผม
jəəเจอ
khǎoเขา
3日前に彼に会いました。
ìikอีก
sɔ̌ɔngสอง
aa-thítอาทิตย์
phǒmผม
jàจะ
klàpกลับ
yîi-pùnญี่ปุ่น
あと2週間で日本に帰ります。〔さらに 2 週 …〕
は「もう〜」。未来の期間は必ずこの語で始めます。
sɔ̌ɔngสอง
aa-thítอาทิตย์
lǎngหลัง
phǒmผม
jàจะ
klàpกลับ
✗2週間後に帰ります。
は「〜のあと」(基準が必要)。「今から2週間後」は 。

33-5「〜から〜まで」「〜以内に」「〜のあいだ」

時間の範囲を示す語は、ビジネスで最も使用頻度が高い部分です。

タイ語発音意味使い方
ตั้งแต่…ถึง…tâng-tɛ̀ɛ … thɯ̌ng …〜から〜まで時刻・日付・期間すべて
ภายใน…phaai-nai〜以内に締切・納期
ระหว่าง…rá-wàang〜のあいだ期間・出来事の最中(ระหว่างประชุม 会議中)
ตอน…tɔɔn〜のとき時間帯・場面
เมื่อ…mɯ̂ a〜したとき文をつなぐ(書きことば寄り)
ก่อน… / หลัง…kɔ̀ɔn / lǎng〜の前/後基準を後ろに置く
ráanร้าน
pə̀ətเปิด
tâng-tɛ̀ɛตั้งแต่
kâaoเก้า
moongโมง
thɯ̌ ngถึง
sǎamสาม
thûmทุ่ม
店は9時から21時まで開いています。
kà-rú-naaกรุณา
sòngส่ง
phaai-naiภายใน
wanวัน
sùkศุกร์
khrápครับ
金曜までに送ってください。
=どうぞ〜してください(改まった依頼)。
mɯ̂ aเมื่อ
phǒmผม
maaมา
thɯ̌ ngถึง
khǎoเขา
klàpกลับ
paiไป
lɛ́ɛoแล้ว
私が着いたとき、彼はもう帰っていました。

「〜ぶりに」は、タイ語に一語の対応がありません。「〜のあいだ…していない」と言い換えるか、

ในรอบ… nai rɔ̂ɔp (ナイローブ)(〜の期間で)を使います(ร้อนที่สุดในรอบสิบปี=10年ぶりの暑さ)。

mâiไม่
dâaiได้
jəəเจอ
kanกัน
sǎamสาม
piiปี
lɛ́ɛoแล้ว
3年ぶりですね。〔会っていない 3年 もう〕

33-6頻度 ── どれくらいの回数か

頻度の副詞は、文頭か文末に置くのが原則です。「〜あたり…回」は …ครั้งต่อ… khráng tɔ̀ɔ (クラントー)(書面向き)、「ごくたまに」は นานๆ ครั้งnaan-naan khráng。ただし否定形をつくる ไม่ค่อยmâi khɔ̂i と

ไม่เคยmâi-khəəi だけは動詞の前に来ます。

タイ語発音意味位置
ทุกวันthúk wan毎日文頭・文末
タイ語発音意味位置
บ่อยๆbɔ̀i-bɔ̀iよく・頻繁に動詞の後
บางครั้งbaang khrángときどき文頭
บางทีbaang thiiときどき・たぶん文頭
ไม่ค่อย…mâi khɔ̂ iあまり〜ない動詞の前
ไม่เคย…mâi khəəi一度も〜ない動詞の前
…ละ…ครั้งlá … khráng〜に…回文末
phǒmผม
paiไป
thaiไทย
bɔ̀i-bɔ̀iบ่อยๆ
khrápครับ
よくタイに行きます。
khǎoเขา
mâiไม่
khɔ̂iค่อย
maaมา
prà-chumประชุม
彼はあまり会議に来ません。
phǒmผม
mâiไม่
khəəiเคย
paiไป
phuu-kètภูเก็ต
プーケットには行ったことがありません。
raoเรา
prà-chumประชุม
aa-thítอาทิตย์
láละ
sɔ̌ɔngสอง
khrángครั้ง
週に2回会議をします。〔週 につき 2 回〕

⚠ บางที は「ときどき」か「たぶん」か

บางทีbaang thii は文脈で意味が割れます。動詞が現在の習慣なら「ときどき」、推量なら「たぶん」。

baang-thiiบางที
khǎoเขา
maaมา
sǎaiสาย

💼「ときどき」を確実に言いたいときは บางครั้งbaang khráng、「たぶん」なら อาจจะàat-jà を使うと

(バーンクラン) (アーッヂャ)

誤解がありません。

会話1 アポイントを取る

sà-wàt-diiสวัสดี
khrápครับ
phǒmผม
khɔ̌ɔขอ
nátนัด
prà-chumประชุม
aa-thítอาทิตย์
nâaหน้า
khrápครับ
ケンサワッディークラップポムコーナットプラチュムアーティットナークラップ

こんにちは。来週、打ち合わせのお時間をいただきたいのですが。

dâaiได้
khâค่ะ
wanวัน
nǎiไหน
sà-dùakสะดวก
kháคะ
ナムダーイカワンナイサドゥアックカ

かしこまりました。何曜日がご都合よろしいですか。

wanวัน
ang-khaanอังคาร
tɔɔnตอน
bàaiบ่าย
dâaiได้
mǎiไหม
khrápครับ
ケンワンアンカーントーンバーイダーイマイクラップ

火曜の午後はいかがでしょうか。

wanวัน
ang-khaanอังคาร
bàaiบ่าย
sɔ̌ɔngสอง
moongโมง
wâangว่าง
khâค่ะ
tɛ̀ɛแต่
sìiสี่
moongโมง
yenเย็น
miiมี
lûuk-kháaลูกค้า
khâค่ะ
ナムワンアンカーンバーイソーンモーンワーンカテーシーモーンイェンミールークカーカ

火曜の午後2時は空いております。ただ16時にお客様の予定が入っています。

ngánงั้น
bàaiบ่าย
sɔ̌ɔngสอง
moongโมง
khrɯ̂ ngครึ่ง
thɯ̌ ngถึง
sǎamสาม
moongโมง
khrɯ̂ ngครึ่ง
diiดี
mǎiไหม
khrápครับ
ケンンガンバーイソーンモーンクルントゥンサームモーンクルンディーマイクラップ

では14時半から15時半でいかがでしょう。

diiดี
khâค่ะ
wan-thîiวันที่
sìpสิบ
sɔ̌ɔngสอง
sǐng-hǎa-khomสิงหาคม
náนะ
kháคะ
ナムディーカワンティーシップソーンシンハーコムナカ

結構です。8月12日ですね。

khrápครับ
lɛ́ɛoแล้ว
jəəเจอ
kanกัน
khrápครับ
ケンクラップレーオヂューカンクラップ

はい。ではその時に。

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